「Dayroll(ディロール)」で長巻きフィルムをパトローネに巻くの巻

今回は空のパトローネに長巻き(長尺)フィルムを巻いていこうと思います。

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使用するのは「Dayroll(ディロール)」というみんな大好きLPLから昔出ていた長尺フィルムを巻き取れる機械、要は「フィルムローダー」というもの。かんたんに言うと長いフィルムを買ってきて、この箱に格納して、少しずつ空のパトローネ(使い切ったやつ)に切り出して自分でフィルムを作って使っていこうぜ、というヤツです。

長巻きフィルムがどの程度お得なのか

そもそもなぜこんなことをするかというと、お得だから。

長尺フィルムとは、要は一般に販売していないバルク品というか、メーカーが業務用に卸してる約30m(100フィート)の長いフィルムです。フィルムがガムテープみたいに巻いてある状態のものなのですが、これが市販されている36枚撮りのフィルム単体を何本も買うより、かなり安いわけです。

通常の市販フィルムは一般に36枚撮りで、現在では一本1,000円~くらいします。この約30m(100フィート)のフィルムからは、パトローネ約20本前後ぶんのフィルムを切り出すことができるのですが、単純計算すると、市販フィルムでは1,000円×20本で約2万円かかるところ、長尺フィルムの場合、海外からの個人輸入で購入すると、約7,000円~14,000円程度で購入でき、多少の初期投資は必要なものの、長い目でみれば長尺フィルムの方がかなりお得ということになります。

まぁこのあたりはみなさん知っとるワイだと思いますので、Dayrollがどんなものか写真でみていきます。

「Dayroll(ディロール)」とは

ディロールは、手回しハンドルがついた奇妙な箱。ディロールは商品名ですが、一般的にはフィルムローダーと言われています。(フィルム巻き機ってことですかね・・)

原始的な機械っぽい箱

裏面もなにやら数字が書いてあるダイヤルがあってレトロな感じがする。ご明察ですが、0〜35、Sと書いてあるとこがフィルムの枚数になります。下の5、10というのは30mフィルムの長さね。

レトロなダイヤルがついている

長尺フィルムを入れるためにばらしてみる。表側のギザギザのついたダイヤルを回すと蓋が外せるようになる。

バラすといかにも機械っぽい

感光してしまったダミーのフィルムを設置してみました。右上の開いているところからフィルムの先端が少しでています。真ん中にはダミーなので短いですが、白い芯にフィルムが残っています。(このダミーは感光して無駄にしてしまった部分でもあります・・)

フィルムの設置、蓋閉じはダークバックの中で行う

空のパトローネにフィルムを詰めていく

ハサミとセロハンテープを使って、空のパトローネにフィルムを詰めていきます。

フィルムがちょろっと出ています

ディロールの角からちょろっとフィルムが出ているとこにテープを貼る。個人的には市販のセロハンテープを面倒ですが半分くらいにカットして、下の写真のように貼ります。

テープを貼ります

空のパトローネから余った部分を張り合わせます。なんでモノクロフィルムなのに、パトローネ側がカラーフィルムに詰めるんだよ、というツッコミはなしで。コツとしては現像なりでパトローネからフィルムをカットするときに少し多めに余白を残しておくこと(白いテープが少し出ていますが、ここを少し長めに残してカットする)。そうするとフィルムの使いまわしがしやすくなります。

空のパトローネの余った部分を張り合わせる

両面テープで貼るとか、色々ためしたんですが、あとで現像時にダークバック内でフィルムをカットするとき手間なので結局セロハンテープで一巻きする程度がよい。一方であまりヤワに貼り付けるとカメラの中でテープが切れてエラい目にあうので、ある程度の強度で貼り付ける。

テープで巻いてしまう

パトローネをディロールの中に設置して蓋を閉める。

うまく収まるようになっている

側面に穴があいており、ここに手回しのハンドルを設置してフィルムを巻き取って行く。

このハンドルを突っ込む時、少しコツがいる

以下がハンドルをつけたところ。

これを回していく

ここまでくればおわかりのように、先ほどのS〜35までのダイヤルに合わせて、手回ししていき、Sのとこまでダイヤルが一周したら止めて、フィルムをカットして、フィルムが1本できあがりです。
ご存知のように、フィルムのベロは片側が少しカットされていると思うので、他のフィルムを参考にベロをカットすればカメラにセットしやすくなります。フィルムの角はなるべく角丸になるようカットすると、カメラ内で引っかかったりするのを防ぐこともできてよいかと思います。

これ普通にやられてる方には何を今さらですが、自分はフィルムでの撮影をはじめてから、そんなものがあると知ったのはわりと近年のことでした。確かになんか丸い缶に入ってるフィルムがあるなぁってことは薄々知っていたのですが、それを自分がいじることになろうとは・・。

また別の機会に「フィルムローダー」なるアイテムがあることを知り、長尺フィルムとその装置の仕組みで明確に認識した感じです。この装置で長尺フィルムを扱うようになってから、モノクロフィルムの本数を手元に置くことができるので、消費を気にせずどんどん使用することができるようになりました。1本ずつだと高いのでどうしても躊躇しがちでした。
また海外からのフィルムの輸入もやってみると割と簡単ですし、住所宛にきちんと届くのもちょっと楽しくて、家族の目を盗んでは注文してしまいます。(フィルムの到着には2週間程度かかるので注意です。B&Hとかだと一応トラッキングついていますが、その表示よりは少し早めに届きます。)

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