Cinestillの粉末カラーネガ現像キットを試す!

※9/3ページ下部に追記あり

日頃、自分でカラーネガの現像を行っていて、もっと簡単に入手できるカラー現像キットのようなものはないか?と探しているのですが、1つありました!

それが「Cinestill Cs41 Powder Developing Kit for C-41 Color Film」です。

こちらはCinestillというカリフォルニア州ハリウッドにあるフィルムメーカーが出している薬品です。独特のタングステンフィルムなどをリリースしています。ちょっと高いフィルムですね。

cinestill カラーネガフィルム 800T 35mm 36枚撮り 1本

本現像キットの公式の説明としては以下のような感じです。

<公式のコメント>
CinestillのCs41粉体現像キットは、ご家庭で独自のC-41薬品、カラーフィルムを処理するために設計されています。これには、33.8液量オンスを作る2つの化学浴処理混合物が含まれ、35mm(36 exp)の約8つのロールを処理します。または120フィルム。自宅で白黒フィルムを処理したのと同じ装置を使用して、さまざまな温度で使用できます。このパウダーは、水、温度計、シンプルな現像タンク(別売り)で使用するように設計されています。

CineStill 800235 50Daylight 微粒子カラー写真フィルム

この現像キットについて、いろいろ調べても英語の情報しか出てこないですし、Youtubeなんかだと液の作成から現像工程とか、いろいろ情報あるんですが、日本語情報が少なかったので先んじてやってみようかなと・・・。

この現像キットの入手方法

最初に簡単に入手できる、と記したのですが入手がむずかしかった。私は海外のショップを色々調べてやっと入手しました。一時は海外でも全部在庫切れになっていたのですが、みんな大好き「B&H」さんで「Back order(お取り寄せ)」となっていたので、とりあえず注文しておいたら1ヶ月半〜くらいして発送されました。そこから約2週間で手元に届きました(入手は夏前だったんですが、ダルくて他現像液の都合でこのタイミングですw)。

入手に苦労したよ・・・という話をしようと思ったら、今では「かわうそ商店」さんで売ってらっしゃるんですね・・・(しかもちょい安いかも・・・)。

かわうそ商店
カラーネガ現像キット粉末タイプ CINESTILL Cs41 Dev KIT1リッター

B&H
Cinestill Cs41 Powder Developing Kit for C-41 Color Film

Cinestill現像液の作成

現像液の生成を行っていくわけですが、どうやらかわうそ商店さんで買うと、日本語説明書が同封されるようです。おそらく元の英文の説明書をローカライズ(日本語化)してくれてるのでしょう・・・英文と格闘したわたしを誰かほめてほしい・・・。

コダック/KODAK カラーネガフィルム GOLD 200-36EX 10本パック
パッケージはこんな感じ(銀色の袋)
中には3袋の薬品と説明書(英文)が入っている

さてここから、薬品の制作過程を動画にしましたので(すっごいマメだなと自分をほめてあげたい・・)、こちらをご覧ください。

一応補足説明をしておくと、パッケージの中には3つの袋、池袋、沼袋、乳袋が入っており・・・すみませんふざけました・・・赤1点、青2点の袋があり、赤が現像液、青は漂白定着液を生成する薬品になります。

ぬるま湯(常温の水)に溶かして1リットルの薬品を作成していきます。まず5〜600mlくらいの水に、赤いパッケージの薬品を溶かします。ここまではモノクロ現像でおなじみのミクロファインとかと同じ(それはモノクロ用だけど)。だんだんと水を注いで1リットルにしつつ、薬品を溶かし切る。

そして漂白定着液も1リットルですが、まずはPartAを5〜600mlの水に溶かして、ピッチャー(メスカップ?)から保存用の容器に出したり入れたりしつつ、PartBの粉を入れます。どくどくしい色しています。そこから容器で出し入れ何度かやって混ぜて、水を1リットルになるまで注いでいき、保存容器にいれていきます。きちんと薬品が溶けるまで混ぜて終わり。まぁ、いずれもある程度薬品をいじったことある人なら普通です。

この漂白定着のピッチャーと容器の出し入れの工程はおそらく説明書に、PartBの薬品を入れると化学反応があって、吸熱反応が起こるので・・・と書かれています。ちょっと手で触れてみたのですが、ちょっと冷たくなったような気がしました、気のせいだったらごめん。あとすぐ蓋を閉めると、中がシュワッとしてるので膨張した感じになるので、少し蓋あけといた方がいいのかも・・・。(ちょっとこのあたりは状況みてやってよw、ぶん投げる・・)

cinestill カラーネガフィルム 800T 35mm 36枚撮り 1本

この現像液での現像結果

うーん、どうだろうね(笑)。

というのも説明書に液温度と、現像時間について、増感なども含めて表が書いてあって、自分は液温32度で、8.5分での現像、漂白定着は8分での対応をしました。液温29.5度だと13分だって。結果としては以下のような感じ。

うーん、比較的うまくいったものをチョイスしましたが、個人的にはそこまで満足はしていない。明るいとこが飛んでるものもあったので、おそらく現像時間が少し長かった可能性がある。とはいえ、空の色なんかはちゃんと色でている。短距離でとったものも対象が少し荒れているので、曇りでの撮影だったとはいえ、現像がジャストだった、という感じはしない。

まだ1本しか試してないので、もしかすると32度で7分半〜8分とか、もうちょい短めに試してみたら違ってくるかなと思いますが、どうでしょうか?

【9/3追記】別の現像時間で試してみた

上記、公式の説明書には、29.5度で13分、32度で8.5分といった形で各種温度と現像時間が記載されているのですが、前項までに試したのは32度/8.5分。でも結果をみてみると、以前別の現像液で時間オーバーしてしまったときと同様な荒れや白飛びが起こっていました。そこで、現像時間を短くすれば安定するのでは?ということで早速試しました。以下、現像を32度で7分、漂白定着を8分で対応したところ、これで成功しました。余は満足じゃw。
(9/10追記、その後も7分で試していますが、非常によい結果が得られています。この現像液わりといいですね。コツをつかめば安定しています。現像MAXで8本と、本数少ないのでコスパはそこまで良くないですが、撮影済フィルムを溜め込んでからやる人にはよいかも。)


KODAK カラーネガフィルムGOLD200-36EX 10本パック
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