もう終わりにしたい(笑)、Rollei 35S。

1つ前の記事で真面目に語っておいて自分でネタにしてるがな。

現在、私が所有しているライカはデジタルのライカM10-Pのみです(現在センサー清掃に出しており、それすら手元にない)。やはりフィルムもデジタルも両方、手元にないとなんとなく居心地が悪いです。病気なのかも・・・。じゃあフィルムはどうしたんだ?

フィルムを本気でやめようと思った。

ここ最近の私の個人的事情は前回書きました。その過程でいろいろ考えたんですが、今年に入って、本気でフィルムをやめようかと思いました。

昨年、私はおそらく年間200本程度のフィルムを現像しました。あ、いまストレージを再確認したところ、正確には210本の現像をしていました。昨年の1月3日からはじまり、年末の12月30日までの間に210本のカラー、モノクロのフィルムを自家現像しました。昨年はカラー中心だったので、おそらく7割以上はカラーの現像でした。2日に1本以上の現像をしていた計算です。

在宅ワークだったこともあり、仕事の隙間時間にも現像し(決してサボってはいません!)、一日に多いときで2〜4本程度の現像を行った日もありました(サボっとるやないかい・・)。現在フィルムはかなり高額ですが、なるべく安価に入手するようにしていました。海外からの個人輸入や専門店でのセール、まとめ買いで1本あたりのコストを低減したり、期限切れ間近のものを安価にと、500〜1000円以内で買えるものを購入していました。210本を単純計算で考えると、1本の値段をおしなべて650円と仮定すると、13万6500円になります。一部、モノクロフィルムは海外から100ftのバルクを購入していたので、100ftで約8000円くらい、そこから20本ほどフィルムが作れることを考えると、もう少し抑えた値段になるかもしれません。とはいえ12〜13万は軽く使ってるわけです。

一方で、現像液などの消耗品。自分は現像液を6600円で10リットル(40本程度現像できる)入手していました。昨年はこれを4回〜ほど購入しました。単純計算すると現像液で2万6400円。そして漂白定着液。これは3900円のものを2回買っているので8000円程度。また現像したフィルムを保管しておくためのシート、35mm×7スリーブ入るものが25枚で約500円ちょっと。200本以上現像したということは、8回〜購入したことになり、500円×8回で4000円。

そう考えると昨年はフィルム購入、薬品、消耗品に約15〜16万程度費やしていたことになります。まぁ独り身なら年2回のボーナスがあったとすると不可能な趣味ではないか・・・。とはいえ10万超えてくるとちょっと高い趣味かもしれない(車、バイクはもっとですね・・)。特に学生さんにはちょっとキツイのかな・・。

しかも、そこにレンズ購入、ボディ購入、その他諸々が乗ってくるので・・・ご想像の通り「もう無理」となりました。しかし、趣味としてかなりコツもつかめてきたので、ここでさっぱり全部手放して写真趣味を完全に辞めてしまう、というのはちょっと悲しい。

フィルムの値段の上昇

去年の散財の一方で、この数年、フィルム価格の高騰はなかなかにエグいものがあります。

私は安くカラーフィルムを入手していると言いましたが、去年の相場からすでに全体的に100〜200円程度上がっています。

現在、カラーフィルムでも500円台では入手できないでしょう(36枚撮りのみ考慮)。一時期500円だったものが最近は650円〜あたり。ISO400で常用しているUltraMax400など、一時は650円で入手していたのに現在は850円〜あたり。ちなみにこのフィルムは量販店だと1500円程度で売られています(笑)。まだ安く入手する方法はあるものの、この1年だけみてもフィルムのコスト増は、尋常ではない。なんか経済がおかしくなってるのかと思うくらい。そんな流れから、フィルムXデーがくるのかな?と漠然と不安を抱えていました。コストはかかれど、ここで全部やめてしまうのはやはり悲しい。

フィルム供給はしばらく続くと思えど

そこで機材を最小限にした上で、写りも満足いくものを!そんなときに思いつくのはいつもこのカメラだった。

「Rollei 35S(ローライ35S)」を購入しました。前置き長い!

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え、あれ、お前、前もこれもってなかったっけ?

・・・・えへへへ(*´∀`*)・・(笑)

もう何台買ったのかわかりません(笑)・・・あとこれ買うたびに合わせて関東カメラさんの電池変換アダプターも買わないといけないわけで(笑)、毎回手放すなよと思いますがw、それも何回目かわかりません。

自分でもクレイジーだなと思いますが、クレイジーついでに言いますと、このローライ、ブラックですが、これの前に同じ機種のシルバーも購入していました(笑)。どうしても今回はよい個体を入手したかったので、最初シルバーを手に入れましたが、機能は問題なかったものの、レンズが曇っており個人的にはNG。そして買い直したのがこのブラックでした。あたおかですね。

外観の傷も少なめで機能も十分、レンズは少しのチリはあるものの許容範囲、露出計もバッチリ動作している。巻き上げもスムーズ。そして写りもとてもよい。実はライカ以外のカメラを選ぶとしたら、自分の中ではこのローライ35Sが一番よいと考えています。コンパクトでよく写る。

以前、フィルムライカとローライ35Sを併用していた時期があるのですが、たまにライカよりよい写りをして困ることもありました。きちんと晴れていて光と影が明確に出ているときであれば、このカメラは非常にいい写りをします。無印の35の方はF値が3.5で、コントラストが高くモノクロでいい味を出すと言われています。こちらの35SはF値が2.8で、コーティングの影響か、カラーでとてもいい写りをする。もちろんモノクロもとてもよい。

ご承知のようにRollei 35Sは距離計がないカメラですが、いままでさんざんフィルムカメラをいじってきた私をなめてはいけない。最近ではデジタルライカですらノーファインダーで撮影することが多い。これまで培った距離感とサニー16の法則で十分乗り切れる。現に最近とったもの、近距離のものもありますが、大きくピントを外したものはありません。これは勝てる。

現在、家庭内はまぁいろいろとあるタイミングですが、しばらくはフィルム撮影はこのカメラで対応していこうと思います。ほそぼそとね。まだ昨年買っておいた現像液やフィルムも残ってますし、もう少しだけ。でも子供が生まれたら、薬品管理が難しくなるなぁと思います。まだ歩くようになるまでは大丈夫かなとも思いますが。


Kodak カラーネガフィルム ProImage 100 35mm 36枚撮り 5本パック


Kodak カラーネガティブフィルム プロフェッショナル用 35mm ポートラ400 36枚 5本パック 6031678


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Rollei 35S、本当に気軽にスナップできる。

何が一周したのかはわかりませんが、
最近入手したのがこちら、「Rollei 35S(ローライ35S)」になります。

どうしても小型のお散歩カメラがほしく、ここへ戻ってきました。というのも以前、ローライ35自体は一度手に入れて使ったことがあったからです。今回はゾナーレンズ、F2.8のタイプ「ローライ35S」を選択しました。

普段フィルムはライカM4を使っていますが、どうしてもサイズ的に大きく、重いと感じることもありました。それに昨今、都心部での街スナップは大きなカメラ、レンズを不用意に構えるにはナーバスになってきています。もちろんライカMは他のものよりは本体もレンズも小型でスナップ向きと言われていますが、都心ではそれでも躊躇することが、私の場合はありました。

そこでもう少し小型で、細かいことあまり気にしなくてもよいフィルムカメラを・・・だけどプラ製のAF機とかではなく、自分でシャッターチャージして撮ってる感じのするもの・・・となると自然とこのローライ35に向かいました。以前いくつか所持していたのですが、昔のAFコンパクト機は軽いし性能も申し分ないのは理解しつつも、あまりに簡単に撮れてしまうため、つまらんというのが本音です。名機CONTAX T2ですら、あのおしゃれなデザイン、高級感のある外装、使い勝手の良さ、写り、心地よい機械音などなど、人気があるのも頷けますが、ボタン押してさっと撮れてしまうのでなんだか味気ないんですよね。贅沢病かもしれません。
ということで、マニュアル操作で、写りがよく、壊れにくい、もしくは修理のしようがある機械式、とだんだん扱いが面倒くさいものを好むようになってきました(笑)。

以前、持っていたローライ35はテッサー40mm、F3.5のレンズがついたタイプで、一般的にはこの仕様の方がメジャーかもしれません。
今回のローライ35Sは、ゾナー40mm、F2.8のレンズ。一般にはテッサーF3.5の方が好まれることもあるようですが、使ってみたところこのゾナーも写りはとても良好です。個人的にはこっちの方が好きかも。よく考えるとCONTAX T2も同じ仕様のレンズなんですよね(画角が少し違うけど。あと名称が同じだけかもだけど)。このゾナーレンズは、カラー撮影で定評があるようで、自分もカラーフィルムで使用しました。


Kodak カラーネガフィルム UltraMAX 400 36枚撮り(10本パック)

ローライ35は、そのデザイン、コンパクトさ、写りから人気がありますが、距離計がなく目測での撮影という点で誤解の多いカメラでもあります。そこで敬遠されがちですが、使ってみると意外とピントが合うことに驚きます。現代的な感覚からはこの仕様の潔さに驚きますが、少し仕組みを勉強してみるとそれは原始的な写真技術を熟知した上での割り切りだと納得できます。この仕様を現代に受け継いでいるのは「写ルンです」。
最近お若い方で使う人が増えていて話題になったりしますが、これがまさに似たような仕組みだったりします。あれも原始的なのによく写りますね。仕組みの詳細は各自でお願いします。
この際「Sunny16」の法則などを学んでみるのも一興かと思います(私もなんとなくしかアレですが・・)。デジタルでもフィルムでもオートフォーカスとかに慣れてしまうと、アナログな設定が面倒だったりしますが、自分の中で作法を習慣にできれば手間を楽しむこともできるのかなと思います。デジタルにも当然応用できますし。
当初は露出計に電池をいれず、iPhoneアプリや感露出で対応していましたが、先日電池を入れました。なんとなく思っていた通り、露出計は生きていました。またそれに従って撮影したところ、撮影結果は特に問題なさそうなので、ある程度の精度かと思います(モノクロの作例がそうです。暗めのものを選びましたが、他のはわりと普通に撮れていました)。露出計は、天気のよい日中に撮るならあまりいらないかも(あくまで個人の感想)。

最近ネット上などで、路上スナップや街撮りについて語られることが多くなりました。私は人や場所に可能な限り配慮しているつもりですが、とはいえ不用意に大きなカメラを出すことにためらう瞬間があります。このサイズですと手に収まることもあり、気軽に街撮りができる感じがします。またシャッター音もそこまで大きくないため、さっと出して撮ることが可能かなと(小さくカチッと鳴るだけなので心配になりますが、これで結構撮れているのがすごい)。それでももちろん配慮、ルールの範囲ではありますが。元々高級機ということもあり、モノ自体の良さはいいですし、デザインもよいのでサブ機としてはとてもおすすめかもしれません。(載せている作例はなんも考えずに、なんとなくの距離だけ考えて撮影したもの。意外とピント合います。また露出もなんとなく設定。たまにライカM4よりよく写るので複雑w)

今回使用したのは、以下のKodakのカラーネガフィルム「UltraMAX 400」36枚でした。ISOが400と、こういったレンズシャッター系カメラでは使いやすいことと、青が鮮やかにでるので使い勝手のよいフィルムです。(どっかで常用フィルムについてもまとめたいなと思っています。)

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