SIGMA fpとマウントアダプター、ライカレンズで最短撮影

前回、SIGMA fpを購入したと申し上げたのですが、一緒にマウントアダプターも入手していました。マウントアダプター遊びといえば、以前、α7IIを使用していたときは何種類かのアダプターを購入してレンズ遊びをしていました。そのときはM42のフレクトゴン35mmF2.4や、個人的に好きなCANONのFDマウントの50mmF1.4などを使用しており、使い勝手がよいためいろんなレンズに手を出し、結構自分の首が締まるという弊害もありました。

今回は、手元にあるのがライカレンズのみなので、SIGMA fpのLマウント(これ紛らわしいですよね・・)とライカMマウントレンズを接続できるKIPONのマクロヘリコイド付きのアダプターを入手しました。こちらヘリコイド付きということで、最短1mののライカレンズが最短38cm程度まで寄って撮れるというすぐれもの。今回は試写のみなので、つまらん作例ばかりですが、どんなもんだか見てみてくださいませ。

ライカMレンズ−新Lマウントボディのアダプター
KIPON L/M-SL ライカM-ライカSLマウントアダプター (ライカMマウントレンズ)

※どうもヘリコイド付きのライカMマウントレンズとライカSLボディのアダプターがマイナーっぽくて無いんですよね。ライカM−ライカSLのアダプターはあるんですけど・・・。(それにヘリコイド付きはちょっと高いのが難点・・)

あ、そうそう、そういえばハンドグリップを購入しました。やはり、あると無いとで大きく違います。とにかく小型での運用をしたかったので、小さい方のグリップにしました。

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SIGMA ハンドグリップ HG-11

使用したレンズについて

いま、手元に球面Summilux 35mm f1.4(2nd)のレンズと、Summilux 50mm、こちらも2ndバージョンのものの2本があります。こちらを装着して撮影しました。

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50mmを装着したところの写真を撮り忘れました・・・。とりあえず、より小型の35mmを装着したところです。フードがあるとはいえ、かなりコンパクトにまとまりますので取り回しやすいです。

SIGMA fp + 球面Summilux 35mm
本体もレンズも軽いと取り回しやすい

球面Summilux 35mm(2nd)での撮影

まずは35mmから。とりあえず1〜2枚目は普通に撮ってみたもの。絞りも少し絞っていたのでF4〜5.6あたりだったと思います。普通にきれいに写ります。

3枚目あたりからほぼ最短での撮影、おそらく30〜40cmあたりまで寄って撮影ができます。お気づきかもしれませんが、4、5枚目あたりから描写がふわっとしており、背景のボケもなんかフワフワになっているかと思います。これが球面Summilux 35mmの開放描写というやつになります。光の当たり方でいろいろ変化はするものの、光源に対して乱反射するような感じ(これ正しい言い方ではないと思いますが・・)の描写をします。

それに最後の2枚は特有のゴーストがでています。普段この35mmはフィルムのライカM6につけっぱなしでデジタルで撮らないのですが、あまり激しくフレア・ゴーストが出ることはありません。あまりそういう構図で撮らないのと、開放での撮影が少ないためかと思います。フィルムだと絞るので開放のふわっと感も稀に出るくらい。デジタルだとつい開放にしてしまうので出やすいかなと。そのあたりがこのレンズの遊べる部分だと思いますが。

ただこの球面Lux35mmの本気は絞ったときだと思っているので、デジタルでもフィルムでも絞ってシャープな35mmとしてよく使います。それならSummicronのシャープさでもいいじゃんとは思いますが、独特な背景ボケとかが好きなのでLuxを常用しています。(過去にCron35も持っていたので、どっかのタイミングで再度手に入れたいという野心は捨ててないんですけどねw)

Summilux 50mm第2世代での撮影

そして、50mmでの撮影。とりあえず1、2枚目は35mmと同じ花を撮影。特に最短ではないものの、少し寄って撮影。通常最短が1mなので、その辺のものをさっと撮ったとしてこのあたりまで寄れる感じ。開放あたりで撮影したものだと思います。

そして3枚目が確か最短で植物を撮影したもの。50mmの画角でここまで寄れます。Lux50mmは最新のASPHレンズでも最短70cmなので、ここまで寄れるのは嬉しい。

4枚目以降は、何を思ったのかモノクロでの撮影が楽しくなってしまいモノクロです。ほぼ開放での撮影だと思いますが、モノクロとはいえ、対象にここまで寄って撮影できるのはとてもありがたい。植物の写真のふわっとした描写とか個人的にはかなり美味しいところ。

そして最後の2枚、スコアボードですが、1枚は通常の開放最短1mで撮影したもの、2枚目はマクロヘリコイドで最短を38cm程度にしたもの。番号9のところに当たっていた焦点が、最短で(おそらく)番号12の手前側の白線あたりに焦点が当たっている。(このあたりあまり正確ではないのですが、50cmくらいは手前に引ける感じでしょうか)

というわけで、今回はマウントアダプター遊びをしてみました。基本ライカレンズはライカボディにつけっぱなしなので、あまり頻繁にfpに設置することはないのですが、いざというとき、fpで手軽にライカレンズの描写が使えるのはありがたい。30数cmのところまで寄れればテーブルフォトでも使えるので用途が広がります。個人的には、fpの拡大表示の動きがちょっとよくわからないところもあるので、常用はしないのですが、かなりコンパクトになるのでそのメリットはかなり大きいと思われます。


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Summilux 35mm f1.4 第2世代(その2):フィルター

前回はレンズ本体の紹介をしています。内容はこちら。
Summilux 35mm f1.4 第2世代(その1)

今回は、Summilux 35mm(2nd)についての2回目です。

テーマはLux35用の純正フィルター「シリーズ7(S7)」を入手しましたので記載いたします。(以下の商品、おそらく最新のフィルターと思われますが、今回自分が入手したのは古い方、球面Lux35とおそらく同世代のフィルターです。)

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Leica フィルターシリーズ7 / S7 UVa

Summilux 35mm(2nd)には、レンズ前面にねじ切りがなく、いわゆる通常のフィルターを設置できません。

フィルター設置のためには、専用フードである「12504」というものが必要になるのですが、このフードにさらに専用のフィルターを設置する、という仕様になっています。一方で、この専用フードは一般的な49mmフィルターもサイズ的には設置可能であるため、それで代用するという手もあります。しかし前回の記事でも写真を載せているように少しフードの閉まりが悪く、なんとなく取れそうで心配に思えます(実用にはまったく問題ないですけどね)。

そんなこんなで、専用フィルターの「シリーズ7(S7)」を入手しました。

箱がレトロな旧バージョンのもの

元箱、プラケース付きで、中身もかなりきれいな状態でした。いま現在、探すと意外と見つけづらい上に、使用感があったり、備品も揃ってないなど状態のよいものは少なくなりつつあるようです(このシリーズ7の外側にはめるリング状の製品は純正品がいくつか見つかりますが(しかも安い)、用途がよくわからず・・・)。

手袋してると業者みたいですが・・レンズきれいでよかった
サイドの文字もきれいに残っています
別サイドの文字もきれいです

フードに装着するとこんな感じ

フードを分割して(このあたりは前記事を参照)、中にシリーズ7フィルターを設置します。といっても置くだけ。

もう半分のフード側を合わせてねじ込んでいきます。ぴったりきれいに収まりました。以前の49mmフィルターですと、ねじ切りのぶん少し枠が太くて、フードが最後までしまりませんでした。これは最後までねじ込めました。

さすがに収まりはよい

フードをレンズに設置してみます。・・・特に前と変わりませんね。単純に純正品の安心感があるくらいか・・・(安心というより自己満足か・・)。

レンズにフードを設置したところ
M6へ設置、手前味噌ですがかっこいい・・

自分は特にコレクターというわけではないのですが、こういう(少し)オールドのアイテムで、専用設計のアクセサリーがあると、「もう手に入らないかも・・・」とか思って探してしまいます(ほんとこういうのよくない・・・)。それに、どうせ探すなら元箱とか一式揃っていた方が・・・となってしまいがちで、ふだん「実用派だ」といっても説得力がない。まぁ時間的、金銭的に無理なく探せるなら、という感じでしょうか。アクセサリー類は汎用性がある設計の方が好きですけどね。今回は万の単位に行かず見つけられたので、リーズナブルだったかもしれません。(フィルターに数万とかさすがに出せないっすよ・・・)。

以下、最近の作例を載せておきます。といってもこのフィルター以前のもので撮っているのでその点ご了承ください。デジタルはわざと開放気味で試し撮りしています。ピンクの空は1枚はf5.6あたり・・に絞ったもの、もう1枚は開放で撮ったもの。カリっとした印象とふわっとした印象がなんとなくおわかりいただけますでしょうか。最後の2枚はフィルム。これは絞った状態のものですが、絞るとシャープでボケもきれいです。